保育士資格を活かせないとき

保育士資格を活かせないとき

保育士資格を活かせないとき

保育士不足が叫ばれ、社会問題になっている中、

保育資格を持っている方が、保育士として働らいていないケースが増えています。

せっかく、保育士の資格を取得したのに転職する際、保育士から異業種へ転職してしまうのは、保育士の仕事に不満があるからなのでしょう。

実際、保育士を転職する理由は

  • 安い給料
  • 仕事量が多すぎる
  • 人間関係のもつれ

など理由が多く聞かれます。

これらの課題を解決するために、国による保育士確保の対策がすすめらている現状を踏まえながらも、

「保育士の資格を活かせない」と感じている方は、こちらの記事をぜひ一読してみてください。

国による保育士確保の対策

現在各都道府県での保育士確保のための対策を行っているところで、給与の改善や労働条件の見直しを進めています。

例えば、神奈川県では保育士になりたい学生に保育士修学資金貸付を行ったり、給与処遇改善等加算として給与に上乗せする制度を実施したりしています。

そうして、保育士求人に申し込み安くなるよう、保育士確保の対策を行っています。

保育園以外で保育士が活躍できる場所

とはいえ、保育士資格を活かせる仕事は保育園だけではありません。

「保育士として働くのはあっていない」と思い、保育園を辞めてしまっても、保育園以外で保育士が活躍できる場所があります。

企業主導型保育

企業が運営する保育施設で、職員の子どもを預かり保育します。受け取れる給与や福利厚生、休暇日数などは企業の規定に準じられるため、土日祝日が休みの場合は、保育士も同様に休みとなります。
企業の規模にもよりますが一般的な保育施設よりも好待遇が期待できるかもしれません。

院内保育

病院内に設置された保育施設で、医師・看護師など病院職員の子どもを預かり保育します。大きな病院に設けられるため、24時間体制なので夜勤もありますが、預かる子どもの数は少なく行事もほぼないため、魅力的に感じる人が多いようです。

病児保育

院内保育と異なり、病気の子どもを一時的に保育します。医療機関と一緒になっていることが多く、看護師や医師と協力して保育に当たります。
小規模のため、子どもの状態を見ながら保育できるのが特徴です。

保育士が活躍できる職場を紹介しましたが、まだまだたくさんあります。自分がどのような保育をしたいのか考えて職場を選べば、やりがいのある仕事ができるのではないでしょうか。